1年単位変形労働時間制の具体例

労働時間の限度についてより詳しく

「対象期間をその初日から3ヶ月ごとに区分した各期間において、その労働時間が48時間を超える週の初日の数が3以下であること」とは次のようなことを指します。
週労働時間
7日
10時間
8日
8時間
9日
8時間
10日
休日
11日
8時間
12日
8時間
13日
10時間
52時間
14日
10時間
15日
8時間
16日
8時間
17日
休日
18日
8時間
19日
8時間
20日
10時間
52時間
21日
10時間
22日
8時間
23日
8時間
24日
休日
25日
8時間
26日
8時間
27日
10時間
52時間
28日
10時間
29日
8時間
30日
8時間
31日
休日
1日
8時間
2日
8時間
3日
8時間
50時間
4週目の31日までが区分した各期間の末日である場合、1日〜3日は当該期間ではありませんが、その週が48時間を超えている(50時間)ので、「初日」としてカウントされます。
したがって、48時間を超える週の「初日」が連続して4続いてしまいますから、このような労働時間の配分は設定できないことになります。28日の労働時間を8時間にして、週48時間にしなければなりません。

連続労働日数の限度をより詳しく

「対象期間における連続労働日数は6日とし、1週間に1日の休日を確保すること」ということは、次の勤務も考えられます。
連続6日勤務連続6日勤務
連続6日間を2週続けて連続12日間とすることも可能です。

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