変形労働時間制以外の残業代低減方法

残業単価の基礎となるのは?

労働基準法で言う賃金とは労働の対価として支払われるすべてのものを言います。給与規定などで基本給と諸手当を区別している場合が多いかと思いますが、残業単価はこの基本給だけで計算するのではありません。
そうしないと基本給を著しく下げ、諸手当の比重を高めれば当然残業単価は下がるわけで、会社の都合で残業単価の上げ下げを行えないようにしてあります。
固定給の社員について残業単価の計算方法を次に説明します。

残業単価の計算方法

残業単価の基礎となる賃金は1年を単位とし、次の手順で求めます。
  1. 年間労働日数を算出します。
  2. 労働日数に1日の所定労働時間を乗じます。(年間所定労働時間)
  3. 年間所定労働時間を12で除します。(月間平均所定労働時間)
  4. 固定給を月間平均所定労働時間で除します。(時間単価)
  5. 時間単価を1.25倍すれば残業単価となります。
この手順を式で表すと次のようになります。

残業単価=固定給÷(年間労働日数×1日の所定労働時間÷12)×1.25

休日労働における割増賃金は、1.25の割増率が1.35となります。

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